交通事故（信号無視）車と車

ドライブレコーダーを取付けておいて良かった！

そう思える瞬間が訪れないに越したことはありませんが、事故は突然やってきます。

平成23年10月23日のことでした。

その日は、とても天気が良かったので久々にドライブすることにしました。

どこへドライブしようかと考えた結果、海を見に行こうと愛車で家を出て、好きな音楽を流しながら何度も走っている国道を使って海へ。

一時間くらい走って、ちょうどお昼位だったでしょうか、とある交差点に差し掛かった所で、その交差点の左側から走ってくるミニバンを認識しました。

認識したというよりは、飛び込んできた感じです！

次の瞬間には、そのミニバンの左側側面に衝突していました。

今冷静な状態で振り返るとこんな感じですが、その時は何が起こったのか全く分からず、ハンドルから飛び出てきたであろうエアバッグと晴天にも関わらずワイパーが上下上下と動いているのを頭が真っ白な状態でボー然と眺めていたと思います。

事故の原因は相手の信号無視

事故原因は明らかで、ミニバンの信号無視です！

しかし、相手の主張は違っていました。

こちらの信号無視を主張してきたのです。

土曜日の昼間という事もあり、交通量も多く後方を走っていたドライバーの目撃証言などからも、その場で相手の信号無視ということは立証されたのですが、納得できないのはミニバンのドライバーです。

そんなはずはないの主張を繰り返していました。

個人的にはドライブレコーダーの映像を確認すればより明快になるだろうと思っていましたが、当時つけていたドライブレコーダーではＷｉ-Ｆｉ機能やカーナビへの出力といった機能が無かったので、その場での確認はできませんでした。

ちなみにこのケースの交通事故（直進車と直進車）の過失割合ですが、交通整理が行われている（信号機あり）交差点での信号無視では、通常の速度で走行し、脇見などをしていない状態であれば、赤信号を無視した側の過失１００％です。

※これはフィクションです。

もし目撃証言が無かったら

このケースでは当方に有利な目撃証言を得られましたが、これが深夜帯の事故などで目撃者なしだったら事故原因の特定も時間がかかるでしょうし、相当もめることになるでしょう！

ただし、そんな場合でもドライブレコーダーを取り付けていれば安心です。

もちろん確実に事故の映像や音声が残っていることが前提です。

映像で信号機の表示を確認すれば、相手の信号無視というのが一目瞭然となります。

さらに最悪の場合、ドライバーの死亡や意識不明ということも考えられます。

加害者側のドライバーであっても自分であったとしても起きては欲しくない事ですが、仮に自分が死亡していた場合、目撃者がいなければ相手の主張が通ってしまう可能性もあります。

そのような事態に遭遇したとしてもドライブレコーダーの映像さえ残っていれば、自分に過失が無かったことが立証されます。

もし目撃証言が不利な物だったら

目撃者がいたとしても必ず自分に有利な証言をしてくれるとは限りません！

メンタリストのDaiGo氏の著書（題名忘れました）に人間の記憶は２０分後には半分近く忘れていると書いてありました。

事故が起きて警察がやってくるまでには、もっと時間が掛かるケースもあるでしょう。

そうなると目撃者の記憶なんて、どうなっているかわかません！

信号無視をしたのは相手なのに、逆のことを言う可能性だってあります。

そんなときでもドライブレコーダーの映像があれば、目撃証言だって覆すことは可能です。 

ドライブレコーダー！取付けておいて損は無いと思います。