交通事故(左折巻き込み)クルマ対バイク
2016/04/01
交差点を左折しようとした時!突然左側方向からドンっといった鈍い音がしたのと同時にフロントガラス左前方へ人が飛んでゆくのが見えました。
これは今から3年ほど前の非常に暑かった真夏の出来事です。
そう!左折しようと左に少しハンドルを切ったところに後方からバイクが突っ込んできたのです。
バイクの運転手側の主張としては、急に左に曲がってきたらしいのですが…。
当方としては、後方を確認後、左折する30m位手前から方向指示器を出して、徐々に外側線いっぱいまで車体を寄せていたつもりなので、全くと言って落ち度はないと思っていました。
しかし!この手の交通事故では、基本的に車側の過失が8割、バイク側が2割というような過失割合になることが多いです。
この場合は、決められた左折方法を守って居なかった場合ですが…。
でも私としてはしっかり後方を確認した上で、左折方法にも従っているので何ら過失が無いと考えました。
ただし、そのことを立証する必要があります。
そこでドライブレコーダーの映像と音声を確認してみたところ、やはり過失を問われるような左折の仕方はありませんでした。
逆に映像を見て分かったことが2つ!
私が左の方向指示器(ウインカー)を点滅させた時点では、バイクは当方の車両よりもかなり後方の位置にいたことが一つ。
※ウインカーの作動音が録音されていました。
そして、バイクが走行していた場所は、路肩であったことがもう一つ。
これらを勘案するとバイクはかなりのスピードで路肩を走行してきて、当方の車両と衝突した可能性が高いのです。
バイクの正確な車速は映像からはすぐにわかりませんが、算出する必要もないです。
今回の事故の原因は明らかにバイク側にあることが映像から明らかだからです。
もしドライブレコーダーが無かったらと思うとゾッとしました。
ちなみに車両後方に取り付けていたドライブレコーダーは、GPS付だったので、当方が間違いなく減速して左折時には徐行していることが明確でした。
今回のケースで考えると前方のドライブレコーダーだけだと、ここまで明確に過失が無い事を立証するのには苦労すると思います。
自車の位置から推定して、バイクが路肩を走行してきたと主張することになるからです。
ですので、車両後方へも可能な限りドライブレコーダーを取り付けておくことをオススメします。
※これはフィクションです。
ドライブレコーダー無だったら
後方から事故を目撃しているドライバー、当方に有利な証言をしてくれればよいのですが、そのような証言が無い限り、過失がないことを証明するのは中々難しいと思います。
バイクが急ブレーキを掛けたタイヤ痕などが路肩に残っていれば未だ良いですが…。
全然納得が出来ないまま事故原因は車だと決めつけられてしまい、行政処分や刑事処分を科せられてしまったら精神的苦痛を味わうことにも!
個人的にはそんな状況は我慢できないです。
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