GoSafe S36GS1(GSS36GS1-32G) 動体検知機能(駐車中録画)/パパゴ(PAPAGO)
PAPAGO! GoSafe S36GS1(GSS36GS1-32G)の、動体検知機能について紹介します。
※GoSafe S36G(GSS36G-32G)も同様。
動体検知機能
この動体検知機能は、動くもの(動体)が画像識別で検知された時に、映像を記録する機能です。
動体を検知していない時は、待機モードで映像の録画は行いません!
待機モード中に人や車などの動体を検知すると、録画モードが起動して約1分間録画します。
その録画中に新たな動体を検知すると、検知した時点から1分間録画を延長します。
録画が完了してから、約1分間新たな動体を検知しなければ、再び待機モードに入ります。
また、エンジン停止後に、この動体検知機能を使うには、オプションの電源コード等で、電源の供給を続ける必要があります。
オプション
スイッチ付きスマート電源コード
(A-JP-RVC-3)
利用方法
↑右から二番目(OK隣)のボタンを1度押して、設定画面を表示させます。
設定画面が表示されたら、防犯検知機能を選択して、OKボタンを一度押します。
動体検知を選択して、OKボタンを一度押します。
↓
一番左の戻るボタンを押して、設定画面へ戻ります。
設定画面に戻ったら、もう一度一番左の戻るボタンを押します。
防犯検知機能を起動し、10秒後にモニターをオフの表示が出て、モニターがオフになると待機モードに突入します。
この動体検知機能をオフにするには、同様の手順で動体検知の代わりに、オフを選べば常時録画モードに戻ります。
手動での設定になりますが、慣れれば簡単かつ直ぐに設定が出来ます!
また、タイムラプスとの使い分けも簡単に出来るので、便利です。
活用方法
エンジンを止めた後の駐車中録画で、防犯カメラとして活用!
ファイル容量
青い部分が動体検知機能で作成されたファイルです。
筆者の利用環境だと、頻繁に動体を検知してしまう場所に駐車することが多い為、ほとんどが最大5分まで録画が継続され、それ以降も録画が継続してしまうことが大半です。
その場合、昼間でも夜間でも常時録画と同じ状態の為、ファイル容量も同様になるようです。
前カメラ:約412MB
後カメラ:約309MB
合計すると、5分間で約721MB
1時間に換算すると、約8,652MB
リアカメラ
GoSafe S36GS1やGoSafe S36Gにリアカメラを接続している場合は、リアカメラでも動体を検知します。
検知範囲が広がるのは有難いのですが、その反面、録画の頻度が高くなります。
駐車場所の環境次第にはなりますが、常時録画しているのと、ほぼ変わらないような状態が続くことも!
動体検知0件
動体検知に設定して、動体検知数を確認してみると、0件と表示されていることがあります。
実際に動体を検知していないので0件という場合もありますが、人や車の動きがある場所で0件の場合は、録画が開始されていて終了していない状況である場合があります。
この場所で0件なんて絶対におかしい!
そう思ったときは、ファイルが生成されているか?確認してみましょう。
5時間くらいコインパーキングに駐車していて1件!
裏通りのコインパーキングでしたが、人や車などの通りは少なくない印象でした。
最初は故障?かもと思いましたが、データを確認してみた所、5時間分がほぼ常時録画状態で残っていました。
その後、動体が多い場所だと、1件の表示が多いことが判明。
こちらは、人や車などの出入りが少ない駐車場所だと思ったので、動体検知を設定!
しかし、約6時間の駐車中に78件を記録。
原因は、立て看板の裏側に歩道があり、わずかな看板と塀との隙間から人の動きを検知していたみたいです。
筆者の感覚的には、動体が少ない場所でしたが、カメラ的には動体が多い場所だったようです。
128GBのメモリーカードを利用しているので、6時間程度であれば、常時録画でも何の問題もありませんが…。
欠点
タイムラプス機能と比較した場合、ファイル容量が大きくなる可能性が高いです。
どの程度の容量になるかは、駐車環境次第で変わります。
動体が少ない場所であれば、タイムラプスよりもファイル容量を抑えることも可能ですが、人の目とカメラの目では、大きく認識が違う場合もあるので、注意が必要です。
32GBのメモリーカードを利用している場合で、3時間以上駐車するような時は、どんどんデータが上書きされる可能性あり。
64GBなら7時間以上。
128GBなら14時間以上。
それと、雨の日や風の強い日など、天候にも注意!
逆光が強い時などは、逆に検知しない可能性も出てきます。
あとは、動体を検知した時点から録画が開始されるので、タイムラプス機能と比較すると、事が起きた時点から、それ以前の状況を遡った時は少し不利です。
それでもGoSafe S36G/S1では、動体を検知した時点でから録画が直ぐに開始されているので、直前の状況も分かる可能性は高いと思います。
利点
タイムラプス機能と比べた場合、常時録画と同様、フレームレートが1秒間に30フレーム(30fps)なので、映像の細かな分析が可能です。
犯人の顔やナンバープレート等、細かな部分の確認にも、画質自体が変わる訳ではないですが、コマ数が多いので、動体検知のほうが有利だと思います。
また、動体を検知したシーンから録画が始まるので、当て逃げや悪戯などが起こったシーンを探しやすいです。
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