f520gのファイル間ギャップ調べ/hp
hpのドライブレコーダーf520gで実際に撮影した動画を元に、ファイル間ギャップを調べてみました!
f520gの場合、1ファイルの作成(録画)間隔を3分、または5分から選べるので、ここで言うファイル間ギャップとは、その間の撮影残しの有無です。
調査方法
f520gで利用したmicroSDHC(XC)メモリーカードの動画ファイルから連続した2つのファイルを抽出します。
f520gでは、HPIM0001.MOV→HPIM.MOV→HPIM0003.MOVのように連番でファイル名が付いているので、連続した番号のファイルです。
その抽出したファイル(動画)の最後のシーンと次のファイルの最初のシーンを比較します。
では具体的に調べた結果を報告します。
検証1
ファイル録画間隔:3分
解像度:2304×1296p30
WDR:ON
↓ HPIM0152.MOVファイル
(最後のシーン)
16:30:12
↑ HPIM0153.MOVファイル
(最初のシーン)
16:30:12
タイムスタンプ表示
画像内のタイムスタンプは、意図的に拡大して埋め込んでいます。
前後ファイルで同じ、16時30分12秒となっています。
このことから最大でもファイル間ギャップは、1秒以内と判断できます。
車両位置比較
右に映っている中央分離帯に設置されている柵の位置を比較すると分かりやすいと思います。
細い柵で5本分くらい移動しています。
僅かですが、この間が映っていないので、この部分がファイル間ギャップといえます。
現地に行って、この距離を測ることで、正確な移動距離を調べることが出来ますが、ここでは60cmと推測します。
この時の車速が、52km/hと表示されているので、1秒間に移動する距離を計算すると…
1時間は、3600秒なので…
52km ÷ 3600秒 = 約0.01444km/秒です。
1kmは、1000mですので…
14.44m/秒となります。
計算が面倒なら、YahooやGoogleにて、52km/hで検索すれば…
大雑把に…
1秒で14m移動するところ、60cm(0.6m)の移動に留まっているので…
0.6 ÷ 14で、0.042….
ファイル間ギャップは、約0.042秒となります。
仮に1m移動していたとしても、約0.071秒なので、コンマ1秒以下です。
ファイル間ギャップが無いのが理想ですが、このくらいならドライブレコーダーとして問題ないレベルだと思います。
ただし、f520gの場合、解像度(フレームレート含む)の設定が4つ、ファイル作成間隔も2つ、緊急録画の設定も出来るので、全ての条件で同じ結果であることが前提になります。
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