GoSafe S36GS1(GSS36GS1-32G)の防犯検知機能(駐車中録画)/パパゴ(PAPAGO)
PAPAGO! GoSafe S36GS1(GSS36GS1-32G)には、防犯検知機能が搭載されています。
※GoSafe S36G(GSS36G-32G)も同様。
この防犯検知機能を使うことで、エンジン停止後(駐車中)も録画を継続することができます。
また、この防犯検知機能には、タイムラプス機能と動態検知機能の2つがあります。
利用準備編
エンジン停止後も録画を続けるには、電源供給を続ける必要があります!
その為、この防犯検知機能を利用するには、標準のシガープラグ電源ケーブルに変えて、以下のオプション電源コードを用意する必要があります。
スマート常時直結電源コード
(A-JP-RVC-1)
または!
スイッチ付きスマート電源コード
(A-JP-RVC-3)
ただ、GoSafe S36Gシリーズの本体には電源ボタンが無いので、A-JP-RVC-3を利用したほうが良いです。
A-JP-RVC-1を使う場合は、独自に電源をオン・オフする為のスイッチを、回路内に取り付けたほうが良いです。
また、いずれの電源コードを選んだ場合でも、ドライブレコーダー電源のオン・オフは、手動になります!
ちょっと面倒な印象を受けるかもしれないですが、慣れると意外に便利だったりします。
ちょっとした駐車時
コンビニでの買い物や荷物の積み下ろし等、短時間の駐車であれば、エンジン停止後も常時録画を継続!
駐車モードに切り替わる際の記録漏れ等もありません。
エンジンの停止と、ドライブレコーダーの電源はリンクしていないので、特に何もしなければ、常時録画が続きます。
近年の車両にはアイドリングストップ機構が備わっていて、アイドリングストップ時に電圧の変動が起こることで、駐車モード等に勝手に移行してしまう車種もあるので、その影響を受けないという点でも良いです。
利用設定編
電源ケーブルの準備が整ったら!
あとは、本体から設定するだけです。
各機能の詳細に関しては、別途詳しく解説していますので、以下のページもご覧ください。!
GoSafe S36Gシリーズのタイムラプス機能(駐車中録画)
また、タイムラプス機能・動態検知機能 いずれを利用する場合も、手動での切り替えになります。
自動で切り替えが出来ないのは…。
これも最初は面倒に思っていたのですが、最近は自動切り替えよりも、手動の方が良いと思うようになりました。
その理由は、駐車した場所の環境に合わせて、タイムラプス機能・動態検知機能を選んで利用できるからです。
動体検知の場合は、常時録画と同様のフレームレートで撮影できる反面、動体が多い場所だと頻繁に録画が行われます。
交通量が多い場所などでは、常時録画しているかのように録画が継続されます。
そうなると、1ファイルの容量が大きい為、microSDカード容量にもよりますが、どんどん上書きされてしまい、肝心な時に重要なシーンが残っていない事態が起こり得ます。
ということで、動体が多い場所では、タイムラプス機能を選択することで、そのような最悪の事態を回避できます。
↑ショッピングモールの立体駐車場。
車の出入りに加えて、人の動きも多いので、タイムラプス機能にて駐車中の録画を行いました。
1ファイル5分で、ファイル容量は約24MB(前後同時録画)です。
もし動体検知機能を利用したならば、1ファイル最大5分(※)で、ファイル容量は約720MB(前後同時録画)となります。
※最少は1ファイル1分。
ファイル容量的には、動体検知1ファイル(5分の場合)と同容量となる時間は、約2.5時間です。
条件次第にはなりますが、タイムラプス機能のほうが長時間録画に向いています。
では、動体検知はどのような時に使うのが良いでしょうか?
それは、長時間に渡って動体を検知しないような環境であれば、動体検知のほうがファイル容量的に有利です。
それと、タイムラプスでは1秒間に1フレーム(1ftp)で録画するのに対して、動体検知では1秒間に30フレーム(30ftp)で録画します。
ファイル容量は30倍になりますが、よりスムーズな映像で事故や悪戯などを記録できます。
使用しているメモリーカード容量によっても使いやすい、使い難いが分かれると思います。
あとは、事故や悪戯などの場面を探すのが楽です。
タイムラプス機能では、1時間に前方12ファイル、後方12ファイル作成されるのに対して、動体検知機能では、人や車などの動体を検知した際に録画しているので、確認するファイル数が少なくて済みます。
また、タイムラプス機能で録画した映像から特定のシーンを探すためには、すべてのファイルを最初から見て行く必要があるので、とても時間が必要になります。
仮に5時間分あったら最大5時間分の映像を見る覚悟が必要です(汗
動画の再生スピードにも左右されますが…。
いずれにしても!
駐車中も録画することで、当て逃げやイタズラなどの決定的瞬間を押さえることが出来る可能性が高まります。
多少バッテリーには負担が掛かると思いますが、この機能を活用しないのは勿体ないです。
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