リアカメラの取付場所は、車内か車外が良いか？

ドライブレコーダーを取り付けようと思われている方の中には、車両の後方も撮影したい！

という方もいらっしゃると思います。

その際に気になるのが、リアカメラの取り付け場所です。

選択肢としては、リヤガラス等の室内（車内）側もしくは、リアビューカメラ的等の車外の２つです。

このどちらかを選ぶかは、機種選びにもかかってきます！

車外に取り付け

メリットとしては、ガラスを挟まずに撮影できるので、室内から撮影するよりは、クリアーな映像を撮影しやすいです。

デメリットとしては、取付場所に困る車種もあると思います。

また、取付作業が室内側と比較した場合、取付車種などによっても変わってきますが、手間がかかります。

ということは、業者へ取付作業を依頼した場合、取付工賃も高くなると思われます。

あとは、雨の日にレンズに水滴が付着する可能性があります。

場合によっては、レンズに撥水や親水といったコーティング作業が必要になるかもしれません。

防水性能が必須になるので、取付できる機種の選択肢が多くないです。

裏技としては、リアビューカメラを取付て、その映像を録画！

すでにリアビューカメラが付いているのであれば、その映像を録画することも可能です。

バックカメラ映像を録画する方法

車内に取り付け

メリットとしては、取付方にもよりますが、車外に取付する場合と比べて容易です。

また、リカメラがセットになったドライブレコーダー以外でも、１モデルで前後同時録画を求めないのであれば、取付けできる機種の選択肢は非常に多くなります。

デメリットとしては、リアガラスの熱線が映像に映ってしまう場合があります。

リアガラスにフィルムが貼られていると、本体の重量によっては剥がれたり、貼りにくかったりすることも考えられます。

国産車では、プライバシーガラスで色が付いている車種も多いので、映像の明暗に多少の影響が出る可能性なども。

また、カメラ取付の際に熱線部分は避けたほうが良いです。

あとは、雨の日にリアガラスが水滴などで覆われてしまうと、いざという時に使えない映像になってしまう可能性があります。

リアワイパーが付いていれば、拭き取り範囲内に取り付けることで、一定の視界を確保可能ですが、ふき取りできない部分に関しては、よく状況が分からない可能性もあります。

それと、ハッチバック系だと、荷室が映り込む可能性があります。

セダンタイプでもリアボードにある何かが映り込む可能性があるので、ボディタイプによらず、条件次第で映り込みが気になる可能性あり。

映像比較

同一機種ではないですが、車外と室内からの映像を見比べてみます。

↑リアカメラ車外

↓リカメラ車内

若干カメラが付いている高さが違うので、画角が僅かに違いますが、車内カメラの方に、熱線が映っているくらいで、大きな差は無いように思います。

↑リアカメラ車外

↓リカメラ車内

同機種でないのですが、車内カメラの方は、ガラスを通している分だけ光の反射の影響が大きいように思います。

また、僅かですが荷物が映り込んでいます。

この後のシーンでは、映り込みが大きくなります！

ナンバープレートの情報を記録する場合は、この映り込みが邪魔になることも予想できます。

日中は、あまり差を感じませんでしたが、ヘッドライトの明かりや街灯といった明かりが多くなる夜間では、車外カメラのほうにアドバンテージがありそうです。

※取付車種やカメラの取付位置（高さ等）などの条件によっても結果が変わる可能性があります。